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田中 陽菜

Profile

苫小牧市出身。保有資格:介護福祉士、社会福祉主事。
趣味は図書館通い。夏はボディボード、冬はスノーボードをするのが好きです。

働き始めた「きっかけ」は

働き始めた「きっかけ」は

知らずにいた知的障がい者の世界観を学びたくて

福祉の専門学校に入って初めて、独特の自分の世界観を持っている知的障がいの人がいることを知ったため、私の中ではすごくインパクトが大きく、それぞれの気持ちの良い生活の仕方や価値観、考え方を学びたいと思って知的障がい者施設を選びました。ほかの施設も見学しましたが、ここは利用者さんと職員の距離がすごく近く、みんなが同じ立場でいることに好感を持って働きたいと思いました。

仕事の「やりがい・達成感」

仕事の「やりがい・達成感」

関係性を築いてきたことで訪れる心がつながる瞬間

コミュニケーションを取る時に、例えば文章にするのか言葉を区切るのか、いろいろな方法を使った上で心が通じ、相手も自分のことを分かってもらえたと思ってくれる。互いに伝わった!という感覚を持てた瞬間は、うれしくてたまりません。時間はかかりますが、相手との関係性をつくったからこそ、心がつながる瞬間が訪れる。いい仕事だと思います。

心に残る「エピソード」

心に残る「エピソード」

名前を初めて呼んでくれた時、認めてもらえたと感じました

忘れられないのは、最初の頃に利用者さんが私の名前を呼んでくれたこと。小さなことですが、私を認めてくれた、ここにいて良かったんだと思えて、すごくうれしかったですね。そういう積み重ねが、仕事をしていく原動力になっています。自分たちが勝手に与えているだけでなく、求めてもらえているから期待に応えたい、みんながずっと笑顔でいられるように頑張りたいという気持ちになります。

新しい仲間へのメッセージ

知的障がいについてよく分からないから怖い、近寄りにくいと思うのかもしれませんが、自分の偏見を押し付けるのではなく、利用者さん自身に関心を持ってどういう人なんだろうと見ることができれば、ここで仕事ができると思います。長く勤めるほど、やっぱり利用者さんの心はきれいだと感じるので、常にそれを表現できるような立場を確保してあげたいと思いながら、仕事に取り組んでいます。でも、まずは笑顔で元気に体を動かしていれば大丈夫です(笑)。